天草

有明ターポン祭り

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2022年4月27日(水)

GW入りする前のこの日は、仕事が終わってから夜間調査へ出かけたら有明ターポン祭りだったというお話。28日はフライングGWとして代休を取ったので、夜通し釣りをする作戦です。

調査対象はタチウオ。どうも最近船上でタチウオが良く釣れているとよく聞くので、オカッパリでもあの場所で釣れているのでは?2年前のこの時期にタチウオラッシュがあったので、シーズナルパターンではないかと以降気に掛けて調査しています。

ちょっと本題の有明ターポン祭りから話がそれますが、ここ2年の天草沖でのタチウオの釣れ方が依然と比べて良くなり過ぎではないか?と思っています。タチウオのホットスポットである芦北から遊漁船がわざわざ天草まで来ているという話を聞いたりもします。そのきっかけの一つではないかと個人的に思っているのが、2020年7月の球磨川の豪雨災害です。その影響で八代海~天草の海の中が変わっていないかということ。本当の海の中の事は分からないですが、自然環境が変わってそれにつられて魚の行動パターンも変わっていったと妄想すると、3時間くらいお酒が飲めそうな不思議で面白いなぁ・・・、と変態な私の妄想話でした。

さて、本題の方へ。21時頃へポイントへ入ると、今年前厄の私にとっては当たり前となった強風な状況。風向きは悪くないと読んでまずはメバル、アジをリサーチしたが異常無しを確認。続けて、タチウオ捜索へ移るのだが、フィッシュイーターの気配を感じるライズや追われるベイトが目に付いていたので、シーバス色の方が強いかなぁ・・・と予想してメタルマルを投じたのでした。すると、予想通りメタルマルには当たり多発で、ヒットしたのは予想外れの有明ターポンだったのです。

20220427001_有明ターポン (1)
かなりご機嫌が良かったようで、メタルマルの巻きの釣りでガンガン当たってくる!しかし、喰うのが下手で10バイトで1~2回掛かるペース。

それならばと、より口へ入り易くするためにビースウェイの薄いボディにシングルフックチューンならどうだと試すと、多少掛かりは良くなった。高活性状態なので、ビースウェイのハイアピールもよりGoodでした。そのような状況で、有明ターポン祭りを楽しんだ夜だったのでした。

20220427001_有明ターポン (2)


有明ターポンというと、アジング・メバリングの邪魔をして、食べると小骨も多いので嫌われがちですが、派手なファイトをしてくれるので専門的に狙ってみるのも面白いですね。また、実は食べると美味しいです。小骨が多いので、ツミレ汁にすると上品な出汁が出てとても美味。是非とも食べてみて欲しい魚の1つです。
20220427_有明ターポンのツミレ汁


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