強風修行釣行 ~キャシーマージーを使いたくて編~

2020年12月3日(木)
来春新しく発売予定の13Vib「キャシーマージー」を試したくて。平日に有休を取ってオフショア釣行を企みます。キャシーマージーとは、画像の通り、とても見た目のインパクトが強いルアーです。鉄板バイブのトレブルフックに、小さなウィローリーフブレードが何と6個も付いています。これが小さなベイト群を演出するという訳です。どんな動きをするかというと、インチョーさんのインスタへ投稿された動画を見ると分かり易いです。とても喰いつきたくなりますよね(笑)
まるでアラバマリグを思わせるブレード群。でも、アラバマリグよりコンパクトで使いやすそうです。こんな動きを見せられたら、早くナブラの中へ投げてみたい!

という訳で、気合を入れて平日に挑むもあいにく強風の予報。しかも午後からもっと強くなりそう。日の出の時間に出船して、恐る恐る湯島側の海へ出ても、やっぱり強風!そんな中、強引に北風の当たる外海へ出たのでした。だって、青物や真鯛を釣りたかったんだもん。しかし、そんなに世の中は甘くなく、修行の様に強風に吹かれる状況下では、ただただ修行で終わってしまい、めぼしい反応を捉える事も出来なかった。
後半になって、肉眼で確認できるかどうかの距離に船団を発見したのに救われた。近づいて見ると、鳥山がチラホラ。どうやらタチウオがベイトを喰いあげているようでした。オールレンジ群れているようで、メタルマル60gを途中の40mまで沈めた後に(底まで沈めなくてよい)、じゃかじゃかジャークで巻き上げるとズドン!このパターンで何本かキャッチできました。良かったー。肝心のキャシーマージーは、大事なプロトをタチウオ釣りに使う勇気が湧かずに蔵仕舞い。活躍はまたの機会に取っておきましょう。

かなりの高活性だったのですが、それでも釣り方で明らかに反応の違いが見られたのが面白かった。同船者の80gのジグは、毎投フォール中にヒットしていたのです。他の2名は、じゃかじゃかジャークでヒット率は体感3分の1以下。圧倒的な差を付けられていました。メタルマルのじゃかじゃかジャークも行き着いた結果だけれども、その過程で80gジグに似た重さのジグで釣り方を真似しても同じ結果は得られず。そのジグは、かなりのドンピシャ率だったようです。
何とかお土産が確保できたところで、次第に風が強まり、マリーナへ逃げ帰ったのでした。釣れてよかったー
キャシーマージーの活躍はお預けとなりましたが、年末釣り納め出船を計画中。次こそは!