天草

過酷なオフショア釣行三種盛り

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2020年11月14日(土)
前回のゴリゴリマッチョな50UPオオモンハタに続き、オフショア釣行2連続。メタルマル60がオフショアで使い易すぎて、再び行ってきたのでした。

強風ウネリなメタルマル60

今回もまた強風の予報だけど、徐々に収まりそう。日の出と共に出船した頃は、修行のような風とウネリ。徐行運転にも関わらず、船は軽くバウンドをしながら波しぶきを受け、ポイント到着時には床がびしょ濡れ。
「タチウオの反応が出とるよー」と船長から言われるも、立っていられない程の揺れで、釣りどころではない。何かに捕まっていないと海に放り出されそうだ。こんな日に限って酔い止めを忘れてくる、「あるある」を披露した。いや、笑えない揺れだよ!
沖合は、そんな状況。タチウオに仕掛けを切られた船長が、ウネリのせいでノットが組めず、島の側に避難するといった言葉に救われた。島の近くは、ウネリや風がかなりマシだった。水深30mの場所、同船してた隊長がサゴシをバラシたのを見て、風やウネリとの闘いを忘れて、一気にやる気が出たのでした。
ここで出したのは、前回活躍のメタルマル60。40gでも対応できる水深ですが、海が荒れたこの状況でも楽に沈められるから使いやすい。確実にオフショアでのメインルアーとなっています。カヤックでもこれに頼ることになりそうです。そして、またまた結果を出してくれたのです。
着底から軽めのショートピッチジャークでアクションを加えていると、ギュイーーーンっとドラグを引き出して突っ込む!やったサゴシタイムか、と思ったら、30cm程度のキレイな真鯛でした。過酷な状況を乗り越えた嬉しい1匹です。
20201113003_鯛
前回から、このアカキンばかり大活躍です(^^)

スーパーナブラ

満潮から下げの時間帯、潮が動き出すとウネリがウソのように収まってきた。風は相変わらず吹いていたが、我慢して沖合での釣りを再開する。
と、ふと近くで海鳥達がソワソワしているのが目に付く・・・・・。・・すると、突如ナブラが発生!しかも徐々に大きくなり、半径十数メートルはありそうで、凄く楽しそうなお祭り騒ぎ♪ここで登場したのは、TX77despoilにメタルマル28。オカッパリでキャスティングするのと同じ組み合わせ、超遠投して、ナブラを直撃したのでした。
これは釣れたも同然と思ったが、意外にも無視。見切られているのか!?それならば、水面直下の超高速引きで、アッと言う間に喰わせる作戦。この作戦が的中し、一発で喰ってきた!ヤズサイズですが、お祭り騒ぎなので興奮MAXです。
20201114004_ヤズ
更に同じ釣り方で2匹掛けますが、一匹は掛けて直ぐバラシ、もう一匹はネットイン寸前で走った際に、スイベルが飛んで敢え無くこれもバラシとなりました。体感10分程度のお祭り騒ぎで、3ヒット1キャッチの結果でした。
しかし、このお祭りに集まってきたもう1隻のジギング船は約5名で誰も掛けていなかったようで、メタルマルに分があったように思います。ヤズの魚体が見えるくらい近づけた瞬間があったのですが、ベイトの姿は見えませんでした。つまり、見えない程小さなベイトだったか可能性が高いです。メタルマルの小粒ブレードは、小さなベイトまで演出できるという強みもあります。それが効いたのでしょう。
※ブリーデンでは、このマイクロベイトパターンに特化した「カシマシステム」を備えたルアーを開発中のようです。こんな状況で独り勝ちできるなんて、楽しみなルアーですね!気になる方は、こちらをご覧くださいませ⇒情報解禁!NEWブレードシステム!

バチコンアジング

最後にバチコンアジングポイントへ。水深50mのポイント。下げの流れの中、スモウヘッド0.3g+バチワームをオモリグで送り込む。着底からロッドでワンアクションさせ、そのままロッドはステイ。バチワームを流れの中漂わせると、当たってくるパターンでした。
20201114001_アジ
しかし、潮の流れの向きが変わると、不思議なもので当たりが鈍る。ひと時のバチコンタイムでした。

おわり

開始時はウネリと風で最悪のコンディションに最悪の日だと思っていましたが、終わってみると三種三様の釣りが出来て、満足の釣行でした。メタルマル60も活躍してくれたことですし、しばらくオフショアに熱中する釣行が続きそうです。
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