【カヤック】真夏のライトハタゲーム&ナブラを追いかけて

2017年7月22日(土)
7/20頃、九州北部地方の梅雨明けが発表されました(熊本は、九州南部だと思い込んでいましたが、北部に区分されるらしいです・・・知らなかった・・・)。いよいよ夏本番!毎日厳しい暑さが続いています。
6月末に計画していた、毎年恒例の沖縄釣行(今年も、昨年に引き続き宮古島釣行を計画)は、家庭の事情により急遽ドタキャンとなってしまいましたが、その分マイホームでの釣りをフルに楽しもうと、厳しい暑さの中、夏ならではの釣りに一生懸命励んでいます。
で、今回の釣行は、釣り仲間とカヤックフィッシングです。6月のカヤック釣行では、アカハタ・オオモンハタ・ガラカブが好調でしたが、今回は青物も釣れてより楽しい釣行となりました。
(6月のカヤック釣行 ⇒ 天草西海岸ハタゲーム)
カヤック釣行タックル

ロッドは、ブリーデンのTX77despoil"TORZITY"。7.7fのレングスとパワー特性が、天草西海岸のカヤックライトハタゲームに合うのでは??と思って前回のカヤック釣行から使っていましたが、想像通りの良い仕事です。カヤックの上でも扱い易く、また30cm代のオオモンハタでもパワー負けする事なく勝負できました。また、今回は、40cmクラスのハガツオを相手に2匹キャッチする事ができました。
以下、HPの紹介文です。(ブリーデンHP)
ボトムやカバーにタイトに張り付いた魚をリアクションで喰わせる "despoil/奪取"スタイル専用設計。他のリグや思考では攻略困難だった大型魚を高確率に狙って獲る。軽量JHで藻場などのカバーに攻め込み、即効力でカバーから引き剥がし奪取する事に特化。それをスムーズに操作出来る様、軽量リグでもボトムタッチやカバータッチを明確にアングラーの五感に伝達出来る超越高感度が "despoil/奪取"スタイルを異次元ハイレベルで実現!高弾性ブランクスのしなりの少なさが、リグをカバーから奪取する際にリグの移動距離を最小限に抑え、ティップ~ベリーの弛みも排除し、リグがカバーから引き剥がされた直後のバイトも過敏に捉え、大型魚の超硬な口回りにも強烈にフックを貫通させます。フッキング後もモンスターの強引なファイトに超筋肉質ブランクスがガッチリと受け止め、粘り、BREADENブランクス共通の強大なトルク&高強度でリフティングし引き寄せます。しかも持ち重り感が良く操作性もキビキビ!先進ベストバランスな一竿です。
メインルアーは、いつものメタルマル19gと13g。西海岸のハードなロックエリアで根掛かりを回避するためにダブルフックに変えました。これに加えて、ボトムを転がさないように注意すれば(着底直前にアクションしてリフトする。または、着底後に放置して流さない、着底後のアクションは高く跳ね上げるなど)、根掛かりを回避しやすくなります。今回は、これで根掛かりロストゼロです!
(根掛かりのリスクが高いジグよりワームの方が良いのでは、と聞かれることがありますが、メタルマルの方が圧倒的に手返しが良く、汎用性も高いので、釣果が得やすいと考えています)
シャローのアカハタは好釣
朝6時の出艇直後は、魚を探して少しウロウロしたけど、見つけてからはコンスタントに釣ることができました。ウネリがあり、大きな馬の背には、波が当たっている状況。馬の背から10m程の距離を置いて釣りをしていましたが、よく見ると偏光グラス越しの海中数mの深さには、メタルマルサイズのベイトがウヨウヨ泳ぎ回っていて、馬の背近くの水面には、メダカベイトがぴちゃぴちゃ跳ねていた。その馬の背と岸の近くのシャローエリア(メタルマル13でカウント4~8)をメタルマルのジャーク&テンションフォールで手返しよく広範囲に探っているとコンスタントにヒットする。

ベイトが居る場所にフィッシュイーターも居る。お手本通りの釣りが展開できました。

デカアカハタはビーローチ
メタルマルで何匹か釣った中には、カニやエビを吐き出したヤツがいた。ベイトはうじゃうじゃいる小魚だけではないようだ。試しに、メタルマルでは攻めにくい波が当たっている瀬の周りにビーローチを入れてみる。

ダートタイプの5gのジグヘッドを付けて、着底後にチョンチョンとイレギュラーなアクションをして漂わせていると・・・・ゴゴゴン!!と大きな当たり!!ハタ特有の強烈に突っ込む引きでしたが、TX77despoilのパワーで強引にリフトしてキャッチしたのは、この日一番のサイズのアカハタでした。

更に同じメソッドでもう一匹。この日の良型は、メタルマルよりビーローチの方が好きだったようです。

深場のキジハタ

シャローでアカハタに遊んでもらっていると、だんだんと沖に流されていく。水深も深くなり、メタルマル19gでカウント20~40。水深5m付近かな?ベイトの小魚の群れが偏光越しに目視できたので、メタルマルを沈めるとガツン!!

前回は見なかったキジハタが釣れだしました。シャローよりも水深がある場所にいるようです。

ビースウェイではガラカブ

どちらかというと、ビースウェイよりメタルマルの方が反応が良かったです。

炎天下の休憩は海水浴!?

炎天下の海の上、太陽を遮るものが何もないので、汗ダクダクです。休憩で上陸した浜で、服を着たまま海へダイブ(笑)クールダウンしました。
真昼間の青物を追いかけて
沖では時折青物のライズやナブラが見えていました。休憩後はそれを狙いにいきます。偏光を凝らして水中を見ると、5mくらいの深さにベイトがウヨウヨ。それを追ってライズやナブラが5分に1度起きる。中層~表層を狙って、メタルマルを20カウント沈めた後、ジャークしながら一気に表層まで巻いてくると、途中でガツンとヒット!
ロッドを絞め込む強烈な走りでしたが、何もない沖の中層で掛けたので無理せず引きを楽しんで取り込んだ(^^♪ハガツオでした。更に同サイズのハガツオをもう1匹(激しく暴れるので画像なし)とダツを1匹バラシ。皆合わせてハガツオ3匹とシイラ1匹釣れました。

メタルマルのレッドゴールドとグリーンゴールドでしたが、真夏の太陽にゴールドフラッシングが効いたようです(^^)
最後は下田温泉♪
昼過ぎ真夏の日差しがキツくて汗ダクダク、終了しました。最後は、汗を流しに下田温泉へ~。日焼けが痛かったですが、汗を流してスッキリ気持ちよかったです。ハガツオは、タタキとカツとカマ焼きに。美味かったなー、また釣りたいな・・・

【タックル】
Rod:ブリーデン TX77despoil "TORZITY"
Reel:16セルテート 2506H
ライン:PE0.5号+フロロ16lb
ルアー:メタルマル19&13、ビースウェイ、ビーローチ