天草

梅雨前の秋サイズエギングとキスとメタルマル

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20160604000_アオリイカ
いよいよ昨日梅雨入りが発表されました。今年の梅雨は、熊本の人にとっては最も嫌な梅雨ではないでしょうか。

熊本地震から1ヶ月半ほどしかたっておらず、完全な復興はまだまだです。ブルーシートが屋根に掛けられた家は未だ尚多く見かけます。緑川の堤防も完全に復旧していません。堤防決壊なんてことにならなきゃいいですが。阿蘇では、山に大きな亀裂が見つかっており土砂崩れの恐れがあるとか。穏やかに過ぎ去ってくれることを祈るばかりです。

さてさて、今回は梅雨入り直前滑り込み釣行となった先日のエギングとその1週間前のキス釣りのこと。

2016.05.29 雨の中のキス釣り 龍ヶ岳

キスのから揚げがあまりにも美味しすぎたので、再釣行(笑)前回は良型も釣れたので、その再確認の意味も込めて。天気予報は雨の予報だったので、行くかどうか迷ったが、朝起きると降ってない!!天気予報を無視して出発しました。

しかし、途中からパラパラと降り出し・・・大矢野山本釣具で餌を買う頃には結構な雨(><)。来なきゃよかったと若干後悔するも、ここまで来たからには引き返すのも勿体ない。雨が弱くなった隙にサクッと釣って帰ろうと思い、現場へ向かいます。

目当てのポイントへ到着する頃にも雨の勢いは収まらず、仕方なく某雨宿りポイントで時間を過ごすことに。潮が良く効いていたので、アジやメバル、あわよくば真鯛が居ないかとバイスライダーやダートスクイッドで探してみる。すると、帰ってきた答えは癒し系の彼からでした。雨で心が挫けそうな中、遊んでくれました。
20160604002_ガラカブ
20160604001_ガラカブ

雨は強くなったり弱くなったりの繰り返しで、止む気配はなさそう。止むことには期待せずに弱まったタイミングでキスポイントに入り、雨に負けずに釣る事に。途中、雨に振られて雨宿りをすることもありましたが、雨の中頑張った甲斐があって、アベレージ20cmくらいのキスを10匹釣ることができました。もちろん、今回も美味しく頂きました(^^)
20160604003_キス

あ、そういえば実験したことが1つ。ブリーデンのゴカイ型ワームBACHIでキスが釣れないかと。当たりは何度かあったものの、目当てのキスはヒットせず、代わりにガラカブが釣れただけでした。フォルムだけゴカイに見えてもダメなのか?やはり味と匂いが無いと喰わないのか?ワームで釣れたら楽しそうなのにな~。晴れの日にもゆっくり研究してみよう。
20160604004_ガラカブ

2016.06.03 西海岸エギング

必殺平日の有給釣行。春イカの産卵ピークが終わった頃か?いやまだ間に合うか?

今年最後のチャンスだと思い、家族会議で頼み込んで朝まず目に間に合う時間に出発。夜明け前から釣り始めます。しかし・・・・結果はちびっ子達ばかり(><)

最初のポイントでは、うねりと風で釣り難く、早めの移動を決意。せっかく準備は万端だったのに状況に恵まれません。次の堤防で釣れたのは超ちびっ子。
20160604005_イカ7:57

湾奥小磯では、泡が溜まっていた所に潮目が差してきて良い雰囲気になったと思ったらまたちびっ子。
20160604006_イカ10:02

日が暑くなってきた頃に、エギングロッドをPEスペシャルに持ち替えてロックフィッシュを探すことに。磯をてくてく歩いていたら、ふらふら浮いてるイカがいたので、PEスペシャルに3.5号エギを結んでサイトでゲット♪ちっちゃいケド・・・
20160604007_イカ11:10

20160604008_イカ11:51

しかし、PEスペシャルは良い仕事をしてくれます。柔らかくてエギングロッドより重いのでビシバシシャクるには向かないが、スラックジャークしたりゆっくり幅広ダートアクションするのはやりやすいです。3.5号エギでも問題なく使えます。まさか、メバルロッドでエギングするとは・・・(笑)1本で何でもできる優れものです。
20160604012_ガラカブ

で、メインのロックフィッシュの方は・・・!?メタルマルメインに広く探すも見つからず。ショアから届く範囲にはまだ寄っていないのか!?いや、下手なだけなのか!??メタルマルに反応が見られないので、近くのシモリをビーローチで打つとポロポロとガラカブは景気良く釣れます。うねりが強かったので、いつもより重めのジグヘッドで。
20160604009_ガラカブ

ビーローチ、本当に良く釣れます。このシルエットとボリューム感、ガラカブにとってはたまらないようです。アカハタ、キジハタ狙いにも使えそうで、シモリの影に落とし込むとガツンと当たってくる光景を妄想してしまいます。今回はガラカブ天国でしたが、釣れないはずはない!!ただ、もっと欲をいうと、あと2回り大きなサイズがあるといいな。もっとヘビーなジグヘッドやテキサスリグが使えて、かつボリューム感がロックフィッシュゲームにピッタリなはず!!ブリーデンさんお願いします(>人<;)

おまけ:メタルマルマイナーチェンジ!?

そういえば・・・・。先日の釣行の際に、メタルマルを手に取ると何か感じる違和感が・・・・その時は気にしませんでしたが、家に帰って手入れをしていると「なるほど」と理由が分かった。よーく見てみると、マイナーチェンジしているようです。

上のパープルが新しいメタルマルで、下が旧式。ボディのシルエットが変わっていて、リアのフックの位置も変わっています。微妙な変化ですが。あとは、スプリットリング、フック、スイベルが少し大きくなっています(画像では分かりにくいですが)。より強化されたようです。
20160604010_メタルマル

長さが短くなっているのと、お腹周りも形が変わった??アクションにどのような変化が出たのでしょうか?今回の釣行では気にしていなかったので、次回良く見てみたいと思います。
20160604011_メタルマル

いつの間にかマイナーチェンジしていて、改良されているなら頼もしい限りです。7月に計画中の宮古島釣行では、主力になってもらおうと妄想しています(^^)

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Comments 4

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熊本のとあるエギンガー

いつもこちらのブログを拝見してます
質問なのですがメタルマルの操作方法を教えてもらえませんか?
いつも根掛かりで殉職しております
根掛かり対策とあとはフックが絡まない方法などを教えて頂けると助かります
まわりにメタルマルユーザーがいなくて聞く人がいません泣

  • 2016/06/17 (Fri) 15:54
  • REPLY

イカ君

メタルマルの使い方

熊本のとあるエギンガー さん

いつも見て頂いているとのことで、有難うございます。

メタルマルの操作方法とのことですが、適当です(笑)・・・という答えは雑すぎますが、基本的にはジャークとフォールとただ巻きの組み合わせで使っています。

ジャークは、エギングで使うハイピッチショートジャークのようなイメージでしょうか。連続でロッドを煽って5~10回アクションさせます。ただ、動きの大きさは、釣れる魚に合わせて現場で調整します。アジが釣れる時は、小さなちょんちょんというアクション、ハタ系やマダイを意識する時は強めのアクションをします。

フォールは、テンションフォールorフリーフォール。ブレードをゆっくり見せたい時(ブレードで喰わせたい時)は、テンションフォールを使います。アジやベラなんかは、テンションフォールで釣れます。フリーフォールは、リアクションを意識して使います。

一番多様するアクションパターンは、5~10回の連続ジャーク+テンションフォールです。何が釣れるか分からない時は、大体このアクションから始めて、様子を見ながら色々なパターンを試していきます。

根掛かりについてですが、メタルマルの2大弱点ですね(もうひとつの弱点は、値段が高いこと)。完璧に防ぐのは難しいですが、ある程度は回避できるコツがあります。まず、着底は必ず意識すること。そして、着底後すぐにアクションすることです。着底を意識せずに底に着いた状態が長く続くと、潮流でメタルマルが動いたり、または流されたラインにメタルマルが引っ張られます。底に着いた状態で動くことが根掛かりにつながりやすいので、必ず着底を意識して、すぐにアクションをすることです。

また、最初のワンアクションも大事で、大きなアクションをして跳ね上げる事を意識して下さい。つまり、高く跳ね上げる事で、根掛かりを回避します。

あともう一つのコツは、着底ギリギリでアクションをして(ジャーク&フォールの場合)着底させないことです。ボトムで釣れるハタ系やガラカブは、必ずしも着底させる必要はありません。底付近をフォール中に喰ってきます。おそらく、底から1m離れていても喰ってきます。(堤防の際の水中が見えるところでガラカブを釣ると、堤防から30cm位離れたところを通るルアーにピュっと飛びかかる時がありますよね。そのイメージです。)(以前釣ったアオハタは、10回以上連続ジャークした直後に当たってきましたが、おそらくジャークをずっと追ってきたのだと思います。)
ただ、着底『付近』を知るためには、アクション回数とその後のフォール時間を計る必要があります。私の場合は、大体10回アクションしたら、テンションフォール10~12カウントという感覚を覚えていて、それをベースにアクション回数とフォール時間を計っています(アクションの強さやカウントスピードは人それぞれ違うので、また足場の高さや水深によっても微妙に変わるので、参考程度にとらえて下さい)。この『感覚』は、砂地の堤防で練習すれば良いです。

あと最後にフックの絡みについてですが、フロントフックへのラインの絡み自体はあまり気にしていません(笑)(絡まっていればほどきますが)。というのも、ある一定の強さでアクションをすると、ほぼ間違いなくフロントフックに掛かった状態で帰ってきますし、メタルマルの釣れる要素は、連続ジャーク時の緩急アクションとテンションフォール時のブレードだと思っていますので、ラインが絡んだからと言って釣れなくなるとは思っていないからです。

長々と書いてしまいましたが、参考にしていただけると幸いです(分かり難い点もあるかもしれませんが・・・・)。釣れたら教えてください!!

  • 2016/06/17 (Fri) 21:12
  • REPLY

熊本のとあるエギンガー

ご回答ありがとうございます、しかも長文で 焦
フックの絡みは気にしないというのは参考になりました
着底の感覚に関しては砂地で練習します 笑

ロッドはエギング用で大丈夫でしょうか
8.6Mのロッドを使用してますがちょいと力不足を感じます
柔い方がいいのかも悩んでます。。質問ばかりでスミマセンが宜しくお願いします

  • 2016/06/19 (Sun) 21:21
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イカ君

メタルマルのロッド

熊本のとあるエギンガー さん

砂地での練習頑張ってください(笑)練習中に鯛や平目が釣れるかも!?

ロッドについてですが、私も以前はエギングロッドを使用していました。エギングの合間に投げれるのがメタルマルの良い所ですしね!エギングロッドは、シマノのセフィアCI4+の8.6フィートでMLアクションでした。固いロッドでメタルマルを使用したことないので比較はできませんが、8.6fのMLアクションでは何のストレスも無く使用できていました。8.6Mでも使用感にそれ程差は無いのでは?と思います。

印象で話をしますが、柔らかいロッドの方がジャークアクションが伝わり難く、だるくなるのではないでしょうか(実際だるいと感じている訳ではなく、固いロッドと比較したらということです)。
また、アクションが伝わり難い事が悪い訳ではなく、それも状況によっては良し悪しだと思います(アクションが伝わり難く弱い動きが良い時もあるし、しっかりアクションが伝わって強い動きが良い時もある)。

  • 2016/06/20 (Mon) 20:08
  • REPLY